早稲田大学過去問解説
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旧新橋停車場跡

 早稲田大学の前身は1882(明治15)年に創立された東京専門学校です。東京専門学校は小野梓が大隈重信にすすめて創立させたといわれています。

「鳥の啼かない日があっても、大隈・伊藤の衝突のない日はない」
この言葉は明治維新後間もない頃の血気盛んな大隈と伊藤(博文)の姿です。両人とも東京築地に居を構えていました。新政府を世間に認めさせるために、あっといわせる事業を行うことが早急に必要でした。
 大隈の業績は、現在では空気のように私たちの生活に根ざしています。その代表の一つとして、新橋横浜間の鉄道敷設でした。当時鉄道は無用の長物と考えられ、黒い煙を吐く蒸気機関車は火事になるなどの理由から敷設反対がほとんどでした。用地買収は反対を叫ぶ者に邪魔されて進まず苦難の連続でした。苦肉の策として海の上を走る「陸蒸気」ならぬ「海蒸気」を大隈の提唱で開通させました。山手線の始まりです。この鉄道敷設によって日本の近代化は幕を切って始まりました。ちなみに世界で41番目の鉄道開業です。海蒸気は世界初めての試みでした。(写真は旧新橋停車場跡)
  その他の業績は各自の勉強に譲るとします。また、ブログ「名著を読む」の中に掲載した、村井弦斎「食道楽」今泉みね「名ごりの夢」中村建治「メトロ誕生」などに大隈の世話好きの一面を表した文章があります。よかったら読んでください。

 東京専門学校はいわゆる薩長閥に対抗して創立した学校でした。1881(明治14)年、大隈は政変で下野することになりました。この政変で大隈・板垣退助など肥前・土佐出身の政治家が数多く政界から離れました。政府は完全に薩長閥に牛耳られました。
 大隈・板垣は政府を攻撃すべく政党を組織します。大隈は立憲改進党、板垣は自由党を創立します。これが今日まで続く政党の始まりです。
 大隈は政治家であったので東京専門学校も政治色が強く反政府的でした。反骨の早稲田精神はこの頃から起きるのです。
 小野梓は教育者というよりは政治家で、青年知識者であった小野(英、米に留学して法学を学ぶ)を大隈が政府にリクルートさせて政策研究集団の一人にしました。この集団には、慶応義塾出身で後に総理大臣なる犬養毅や現錦城高等学校の創立者で郵便報知新聞社長を務めた矢野文雄(龍渓)がいました。矢野は東京専門学校の設立にも携わっています。小野は政治家大隈を大いに補佐しました。

 小野の東京専門学校における講義は次のようなものでした。
< 小野先生の講義は丸で政治演説のやうだ。財政の原理などはそら除(の)けで、盛んに政談をせられる。かういふ嵐にして、学生の気風を政治弁論に導かれたのは実に非常なものである。(中略)全校の生徒約二百人は、総て是れ年少気悦の政治家であった。>
これは「早稲田大学百年史」に掲載されている文章で、瀧井一博著「伊藤博文」(中公新書)から引用しました。東京専門学校は、藩閥政府にとってはたいへんな脅威となっていきます。この時代は政治の風が強く吹き荒れていました。

 大隈・小野以外に東京専門学校の土台を築きあげた人に高田早苗がいます。高田は学者で東京大学の同級生に坪内逍遥がいます。そのため坪内は大学を卒業すると東京専門学校の講師になりました。高田は教育者だけでなく、新聞人としても活躍しました。高田は読売新聞の主筆も務めました。とにかく、東京専門学校が日本の教育の中心の機関になるにあって、高田の業績は大きなものでした。早稲田の歴史を語るとき高田を抜きに絶対に語れません。

 現在でもマスコミ業界に早稲田大学出身者が多いのは伝統なのかもしれません。

早稲田大学校歌石碑

 大隈の墓は文京区護国寺に政敵であった総理大臣、元老、陸軍元帥の山縣有朋の隣りで厳かに眠り、高田の墓はソメイヨシノの発祥地である駒込の染井霊園にあります。大隈・山縣の両名は、大正11年に亡くなりましたが、大隈の「国民葬」は日比谷公園で営なわれ、30万とも40万ともいわれる大衆が取り囲み悲しみました。一方山縣の葬儀列席者は3,000人から4,000人でした。

 早稲田大学を全国区にしたのは、創立者の尽力と共に校歌の存在を忘れてはいけません。早稲田は日本一校歌を歌う学校です。創立25周年を祝って作詞された通称「都の西北」は、相馬御風の作詞です。作詞者の相馬御風は早稲田大学卒業の詩人で、三木露風や野口雨情らとともに早稲田詩社を結成し「口語自由詩」を提唱しました。坪内逍遥から作詞を依頼された相馬は当初は頑なに断りましたが、逍遥から半ば強制されたことから世界の大学の校歌を研究しました。いまでもエール大学を模倣したと伝えられています。校歌の最後のフレーズである「わせだ わせだ・・・」は逍遥が付け加えました。
  この校歌を創立25年に早稲田から宮城(皇居)まで歌いながら行進しました。その後は学校行事、早慶戦は無論のこと居酒屋でも耳にします。早稲田マンはこの校歌に誇りをもっています。(写真は、早稲田大学構内にある「早稲田大学校歌」の碑です)

過去問を閲覧する前に、以下を読んで閲覧してください。
  1. 問題を理解してください。問題が理解できないと解答が得られません。
  2. 問題を理解したら、まずは自分で解法のイメージを描いてください。次に問題の下に解法の要点をまとめた考え方やPointを明示していますのでそれを参考に解いてください。
  3. 解法に進み、解答をチェックしてください。添削会員とサポート会員は解法方法に質問や疑問があればFax、電話でお答えいたしますので質問・疑問事項を送信してください。
 

<2011年 早稲田大学政治経済学部数学:目次>

 標準問題ばかりです。基本力があれば決して難しいことはありませんが、試験時間は60分です。時間を考慮してください。また、解答だけ記入の問題がありますので部分点の加点はありません。よって、計算間違いなどをしないことを心がけてください。
  この程度の問題が解けないと、経済学を理解することはできません。文系だからといって数学を甘く見ると大学に入学して困りますよ。まず、設問を理解することです。さすが、文系の数学だけあって設問にも趣向を凝らしています。良問ぞろいです。
  1. 対数と座標平面上の三角形の面積
  2. 整数問題
  3. 独立試行の確率
  4. 立体図形の体積と微分

<2011年 早稲田大学社会科学部数学:目次>

  すべて標準問題で基本がマスターできていれば解けます。対数と確率は社会科学を勉強する上で非常に大切な分野です。ぜひとも理解してほしいものです。
  1. 対数
  2. ベクトル
  3. 確率と漸化式

<2011年 早稲田大学商学部数学:目次>

  1、2は標準問題です。基本的な力があれば解けます。とにかく教科書の内容を理解することです。3は少し難しいです。しかし、将来、商学の勉強をするためにはこれぐらいの問題は解いてもらいたいものです。
  1. (1)積分の計算 (2)約数の積 (3)対数 (4)関数
  2. 空間ベクトルと三角関数
  3. 数列
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  1.  東京大学・京都大学・東京工業大学・一橋大学などの旧帝大+東京工業大学+一橋大学ではセンター試験比率が低いので、センター試験で多少つまづいても2次試験で挽回できますが、それ以外の大学特に医学部はセンター試験の点で合格・不合格が決まってしまうとみても言い過ぎではありません。
  2.  平成20年センター試験の都道府県平均ランキングでは1位の東京都と47位の岩手県では何と120点近くの差がありました。やはり大都市圏の受験生の方が地方の受験生より得点率は上です。理由はいろいろあると思いますが、第一の理由はセンター試験に対する意識の差ではないでしょうか。私は地元の大学を受験するからセンター試験はほどほどでよいと考えることは厳にいましめることです。センター試験には難問は出題されません。ほとんどが基本問題といってもよろしいです。適切な訓練をすれば誰でもが高得点をとれます。
  3.  医学部受験のみなさん!地方の大学の医学部には、大都市圏から多数の受験生が押しかけてきます。医学部に限っては大都市圏も地方もありません。すべて難関です。センター試験では最低でも85%(900満点で765点、できたら90%が望ましいです)は得点しなければなりません。そのためには数学・理科は満点を取るつもりで試験に臨まなければなりません。センター試験数学は毎年同じ分野で似たようなパターンの問題が出題されます。適切な訓練ををすれば医学部受験生なら満点をとることは難しくはありません。そこで過去問の徹底理解と底固めをする事が必要です。
  4.  過去問添削指導では、弱点や知識の不足などを指摘し、それらを克服するためのサポートを行います。過去問においてわからない箇所はFax,電話、メールで応答します。返却には答案の添削と、ホームページ上で閲覧できる考え方や解法のテクニックがわかるIDとパスワードを記入した書類を同封します。いつでもどこでもホームページ上から閲覧できます。pdf形式なので、ダウンロードしたり話題のiPadにいれて閲覧することもできます。
  5.  お申し込みいただきましたら、追ってご連絡を差し上げます。振込みを確認後に確認書と答案用紙(マークシート式ではなく解答までの過程を見るために式をすべて書くための答案用紙)を送付します。問題は市販の過去問集をみて解答してください。過去問集がない場合は数学道場で用意いたします。返却は到着後5日以内に数学道場を発送いたします。
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